さて、週末訪れたT村の産地は基盤岩は黒色粘板岩でホームグラウンドのH川周辺と同じなのだが砂金の刺さる微細な割れ目が発達しているのが特徴だ。砂金が溜まり易い形状の溝もあるのだがこちらは鉛やボルトは見つかるものの砂金は殆ど入っていない。見つかる砂金はことごとく薄っぺらな形状であおると飛んでいってしまう。このような形状の砂金は岩盤の溝に溜まり難いのかもしれない。
岩盤に刺さった砂金も「どうやってこんな割れ目に刺さるの？」といった感じで存在していて「どのようにして」砂金が寄せたのか考える良いケースになった。次回はその考察(？)。
