ナゲットとハリガネムシの意外な関係(?)

F井さんによるナゲットの「ハリガネムシ成因説」 大粒の砂金と一緒に多数のハリガネムシが出てきたことからこんな説が唱えられ始めたのだが、ハリガネムシがナゲットをつくっているかはともかくとして大粒の砂金のあるところにハリガネムシが多いということは確かにある。(こともある(笑))
ハリガネムシは水中の堆積した砂の表層よりはある程度深い泥混じりの砂の中に生息していることが多い。こんな場所の多くは少々の増水では土砂が流されず比較的長い間安定していて一旦そこに入った砂金もまた少々の増水では移動せず寄せ場を形成してゆく・・・これが「ハリガネムシ成因説」の真実なのだろう。 釣りのオモリや鉄クギだけでなく意外な生き物が砂金掘りの指標になるというおはなしでした。

注)ハリガネムシが大きくなるのは秋頃(それまでは寄生中(虫)・・・なのかな?)のようで、この季節以外はあまり姿を見かけることはない。