それがすべてをのみ込んで・・・

H間さんI村さんと博物館近くのT川で砂金掘り。 大量のクロムスピネルと数だけは採れる細かい砂金。一々細かい砂金を小瓶に回収するのも面倒だったので、採った砂金は重砂ごと小型のパンニング皿にまとめて入れておいた。
さて、砂金を回収する段になって重砂を流して行くと残ったのは10に満たない砂金の粒???なんで? 少なくとも数十はあるはずなのに???おまけにこのステンレスの切子のようなものは何?と指で触ると潰れる切子・・・ 実はステンレスの切子に見えたのはアマルガム。パンニング皿の中で砂金とほんの少しのアマルガムが濃縮して行く間にアマルガムが砂金をのみ込んで行ったらしい。 
その後アマルガムと砂金を小瓶に入れて振るとすべての砂金があっという間にアマルガム化して銀色の塊になったのでした。