賞味期限が切れないうちに

賞味期限が切れないうちに(え?もう切れた?)砂金掘り大会の競技部分(ベテラン部門)について書いておく。


例年は購入した川砂を洗浄して、細かい泥を減らしたものを使用していたが、今年は洗浄はしていないはず。
砂の計量から大会まで数週間時間があったので、競技時の砂は完全乾燥状態で、サラサラ。練習の時には多少湿り気のある砂を使用していたのでバケツからパンへの砂の供給に時間がかかったが、大会ではバケツを傾けたら砂が流れ出す状態で供給が簡単だったな。
逆にパンニングする時には砂がなかなか吸水せず困った。パンニング開始時に砂を手で良く揉み込んだのは正解だったはず。揉み込まなかった人はパンを揺すっても砂金が沈みこまなかったはずだ。

砂金の形状
ベテラン部門には何か仕掛けがあると聞いていたが、砂金の形状に「粒」と「平(平たく潰したやつ)」が混合されていた、というのが仕掛けの正体。そういえば事前にそんな提案をしたっけな・・・面倒だし採用されているとは思わなかった。
何人かに聞くと「粒」は回収率が比較的高かった模様。パンの底まで沈みやすいということだろう。流してしまった人はパンを傾け過ぎたのでは?
副次的な効果として「粒」「平」の混合比率をチェックすることによって不正防止の作用があるのは大きな利点かもしれない。

パンニング法
バテア(バテー?)式の揺すり・流しをする人が増えてきたかな?という印象。常に砂を流し続けるのでやっぱり処理速度が速い。流しと同時に揺すり続けているのと同じ効果があるので回収率も高い、但し正しく使えていれば、だ。
H山式水平回転式砂ふっ飛ばし法は家元のH山さんが練習時より丁寧にパンニングしてしまったので真価が発揮されなかった模様。それでも4位に入るのだから・・・
オーソドックスな揺すり・流しをしていた(と思う)のが2位になったI村さん。タイムが5分33秒でlost0なのだから畏れ入る。写真で見ると砂金回収時には砂金の周囲の砂はきれいに洗い流されているので回収時のタイム短縮につながったはずだ。*1
全体的に見て砂金回収にかかる時間が速い人で数十秒、遅い人では数分(!)かかるので、砂の流しに多少時間がかかっても砂金がすべて現れてくるまで砂を流すのが正解なのかもしれない。

*1:逆に流しには時間がかかっているだろうけど