津具金山遺跡見学会

10年ほど前にやらかしてしまった車でスケート事件(その1)以降足を踏み入れていなかった愛知県の山奥、津具金山周辺が今年の遺跡見学会の目的地。 
見学会の下見では辰砂が採れたりしたそうで期待していたのだが、見学会では下見で行った精錬施設跡のある場所には行かないそうで・・・残念。恐らく精錬施設跡がある方は昔、輝安鉱がないかな〜?と歩き回った場所だな。今回行ったのは複数あるらしい信玄坑の一つ。麓から急勾配の林の中を200mほど登った先に鉄柵で囲われた坑口が口を開いている。鉄柵を開けてもらって坑内に進入・・・したかったが入り口部分から水が溜まっていたので断念(本当は入って良いよと言われなかったので入らなかったのだけど)。

絹雲母を現役で採掘している三信鉱工は現役の鉱山・・・ではなくて法律上は採石場なのだそうだ。 事前説明の後、坑内へ。・・・あれ?ぎゃー、入坑直前にビデオのバッテリーが無くなった〜 仕方が無いので携帯電話でビデオ撮影。解像度が低いが仕方あるまい。津具金山の信玄坑と異なり間口2×2mほどの坑道が右に左に枝分かれを繰り返しながら続いている中を切端まで350mほど歩く。残念ながら今日は絹雲母採掘部分は現れていないということだが、切端の部分は絹雲母化の作用を受けていない安山岩と凝灰岩の接触部分が見えている。できれば変質部との境界も見たかったな〜