立霧渓

太魯閣渓谷観光を兼ねての立霧渓で砂金探し。
まずは近郊の都市花蓮から無料バスで太魯閣渓谷の天祥まで(約1時間)。


このバス、無料なのはありがたいのだが渓谷内の景色の良い所=旧道部分はすっ飛ばしてしまうことと・・・結構なカミカゼ走行をしてくれるという2点はあまりよろしくない。まあ、ジェットコースターに乗っていると思えばあまり気にならない?

天祥はたぶん一般の太魯閣渓谷観光には最奥部になる場所。後で知ったが、この天祥のバス停真上が河岸段丘なのだそうで、昔はこの上でも砂金が掘られたんだろうなあ? 2km下流の緑水の地質展示(緑水地質景観展示館)を見ると、ちょうど天祥から上流域に比較的多くの河岸段丘があるようだ。
立霧渓は下流部を除いて「太魯閣国家公園*1」の地域内。台湾警察のお世話になるのは嫌なので変成岩類にクラックでもあれば、その隙間に砂金様を拝むことができるかも?くらいの気持ちで河原に下りるが浸食の激しい渓谷のこと、なかなか適当な岩盤もクラックも見つからず・・・山梨の某所と同じような黒色頁岩なんかも多いんだけどねえ?

一応数粒の砂金を見ることができたから、今回はまあ、こんなものかな?
川は全体的に糸魚川翡翠峡を大型化した感じ。旧道部分を歩けばもっと観光気分も味わえたんだろうけどなあ〜

「Taroko National Park」(Kao Hsiu-ying)や「古今峡谷―変動的太魯閣」などの書籍は天祥の売店で購入可能