島牧

「島牧にゴールドラッシュ?」
http://homepage3.nifty.com/minami-siribesi/contents/simamaki_gold.htm

 島牧は江戸時代には砂金の産地として有名であった。島牧の昔の名前「シマコマキ」という地名が古地図や書類に残っているのは、砂金の産地であったためだ、とも言われている。また、現在にまで、「黄金の滝」、「金山川」、「小金井沢」など、金と関係ありそうな地名が残されている。
 『新北海道史』(第2巻)には、「寛永八年(1631年)西蝦夷地、島小牧から砂金を出し」とある。『島牧村史』では、「砂金採りの伝説は残っているが、採掘場所も定かでなく、産出量も不明、シマコマキにて砂金産出と『松前秘府』その他に数行書かれているに過ぎない」、とされている。

この辺りは断崖絶壁の海岸近くしか走っていないからよく分からないが、内陸方向に進めば多少は砂金が採れそうな場所があるのかもしれない・・・でも、賀老の滝あたりにしても函だし、あまり砂金が溜まらなさそうな感じ。海岸に出て浜砂金・・・というのも断崖絶壁の海岸で難しそうだった。
昨年入手した資料には、やはりこの辺りには金の鉱徴がある旨記載があったが・・・しかしそれでもゴールドラッシュが起きるほどの鉱脈が現在あるようには思えなかったなあ・・・

今後参考になりそうな文献が上がっているので記しておく

  • 「鉱物調査報文」(石川貞治・横山壮次郎)付録「砂鉱採取表」
  • 「北海道砂金案内」(蓑田政徳)
  • 「札幌鉱山監督署管内鉱区一覧 明治四十四年七月一日現在」(札幌鉱山監督署)
  • 「後志の人とみち〜二十人の後志物語〜」(後志物語編集委員会
  • 「北海道の口碑伝説」(北海道庁

おー、「北海道砂金案内」http://porta.ndl.go.jp/Result/R000000008/I000020281 は面白そうだなあ。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/847465