葛西善蔵と砂金掘り

たまたま検索に引っかかってきた、葛西善蔵って誰? http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000961212210001

 破滅型の私小説家といわれ、大正〜昭和初期に足跡を残した葛西善蔵。彼の文学記念碑が芦別市の夫婦滝公園にあります。そこには「雪をんな」と白い大きな文字が刻まれ、一瞬冷やっとします。
 善蔵は1903(明治36)年から約2年道内を放浪し、芦別市の伐採事業所で職を得ました。

 葛西善蔵(1887〜1928)。青森県生まれ。16歳から道内で車掌、砂金掘りなど職を転々とする。

どこで、どのように砂金掘りをしたか記録が残っていないだろうか?葛西善蔵の名前で検索すると・・・
葛西善蔵の少年時代 : 葛西善蔵伝(三)」(小山内時雄)
http://repository.ul.hirosaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10129/1471/1/AN00211819_22_94.pdf

「 砂川の砂金人夫つまり山の仕事も、行ってみると所謂監獄部屋だった。私は深く深く北海道の労働が厭やになった」( 雪をんな」(二))によって明涼である。歌志内近くの砂川で、この労働に従事したのであった。

明治36〜38年頃で砂川近くの砂金というと・・・総富地川の砂金掘り場だろうか?
http://www.town.shintotsukawa.lg.jp/hotnews/detail/00000547.html

1901年 明治34年 ※ソッチ川奥に砂金が発見され採取が始まる