砂金と沙金

現代では“砂金”も“沙金”も「砂のような粒子状の自然金」を示すようだが http://www.weblio.jp/content/%E6%B2%99%E9%87%91
昔(太平洋戦争前くらいまで?)は区別があったようで、河川中などの水面下にあるもの、またはそこから採取されたものを“沙金”、水面下以外の土砂中にある、またはそこから採取されるものを“砂金”としていたようで、『日本産金史』(石川博資)にはそのような記述がある。
砂金を掘る人間にとっては採掘方法などに関わる意味のある違いだったのかもしれないが、それ以外の人間にとってはどこから採れたものであっても区別のつかない・同価値の粒子状の自然金であって、読みも同じ“さきん(しゃきん) ”だったので次第に区別がされなくなったのだろう。

・・・と、思うのだけど『日本産金史』以外でこれが書かれていた書籍ってあったかな〜?ありそうな気はするのだけど・・・