今年最後の遠征？ 岐阜県中津川市のペグマタイト性(？)自然金を探しに行く。
ということで、まずは資料を探しに中津川市立図書館へ。 うーん、周辺市町村史には砂錫の話はあるが、副産物で採取されたという砂金の話は載っていない。 記述があったのは『苗木地方の鉱物 改訂版』だ。ほとんど産出しないとも書かれているのが不安ではあるが・・・
次に向かったのは中津川市立鉱物博物館。
昔、ここの展示物の中に砂金があったはず。・・・あった。ごく少量だが地元で産出した砂金が展示されている。少々物足りなかったので職員の方にお願いして収蔵品中に他の砂金がないか探してもらうと、小瓶に入った砂金が！ やはり量は少ないが5mm程の砂金もあった。
さて、この産地の自然金、ペグマタイト性のものなのか？元素分析とかされているのか？など学芸員の方に尋ねてみたが「砂錫の採取中に産出したものの寄贈を受けた」という以外には特に調査をされていないようだった。
