ここまで低品位でも?

ナショナルジオグラフィック日本版 2009年01月号 特集「黄金の魔力」http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0901/feature03/

読み進めていると・・・ん?
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0901/feature03/_03.shtml

 米国の採掘企業、ニューモント・マイニング・コーポレーションがインドネシア東部で操業するバトゥ・ヒジャウ鉱山は、これまで環境保全対策に600億円近くを費やしてきたお手本的な金鉱山だが、それでも採掘効率の悪さを避けて通ることはできない。1トロイオンス(約31グラム)の金を抽出するのに、250トン以上もの鉱石が必要になるのだ。

品位を計算すると 31/250=0.12g/t? 
ヒープリーチングする鉱石や銅精錬用の硅石だと2〜3g/tの金品位でも採算が取れる話は以前から聞いているが、それより一桁低い品位でも採算が取れるのか? それとも環境に関して論じている章だからズリになる部分も含めて“鉱石”と呼んでいるのだろうか?