ロングレンジ3Dスキャナー

3Dスキャナとしてよく目に付く(といっても私の場合はネット上でだけど)のは小型の物品の形状を測定するタイプだけど、これは空間形状を測定できるタイプで・・・

 

LIDARを使ったロングレンジ3Dスキャナー「GeoTaker」

https://fabcross.jp/news/2019/20190903_longrange3dscanner_geotaker.html

 GeoTakerは、短いパルスレーザーの反射を利用するLIDAR技術を組み込んだ長距離3Dスキャナー。住居や博物館といった空間や彫刻など、大型物体の形状をデジタル化することを目的としている。最大計測範囲は40mで、水平方向360°、垂直方向270°の球状の3Dスキャンが特徴だ。

 

 最大寸法は210×140×210mm、重量は約3kg。開口部は12.5mmだ。1.3Wのクラス1レーザーを使用し、波長は905nm、スキャンは1分間に660点以上。計測範囲は5cm~40m(推奨距離は2~38m)。分解能は1cmで、2m以上離れたところでの精度は±2.5cm。ただし、直射日光は精度に影響するため、注意が必要だとしている。

早割価格は1199ユーロ(約14万1700円)。出荷は2020年3月の予定で、日本への送料は50ユーロ(約5900円)だ。10万ユーロ(約1160万円)を目標に、2019年9月13日までクラウドファンディングを実施している。

 スペックは数百万円レベルの装置にはもちろん及ばないけど、ずいぶんと安くなったもんだ。

坑道内の計測なんかならこの装置で十分だよね~ でも私の計測したいのは地形なので、このタイプでもちょっと使いにくい。木から逆さ吊りにでもすれば使えるけど・・・