嘉念坊の鞍

古文書調査の合間に「嘉念坊様の鞍」を見せてもらった。

内ヶ島氏が正連寺と争った時の火災(1475?1488?岡田家の伝承では1475)に際して持ち出された物だということだから500年以上前の物ということになる。嘉念坊は善俊なのか9世明教の誰を指すのかは判らない。

第一印象は「でかい」そりゃそうだ、馬の背に載せるんだからこのくらいの大きさになるよなあ・・・

黒塗りの主要構造に飾りの金具、雲珠(?)もカラフルな布地で作られていて全体的に実用一辺倒な品ではなさそうなのは想像がつくが、どの程度のグレードの品なのかは知識が無くてまったくわからない。

いやー、しかしこの二日間は飛騨の真宗にとっては貴重な品をいろいろと見たなあ~ 新発見と言える物もあったしね。