飛騨の了宗とは? その2

3.牧ヶ野道場の開山上人御影移徙に関わる了宗

永正10年(1513)牧ヶ野道場の了宗は開山上人御影=親鸞聖人御影を牧ヶ野道場から中野照蓮寺に3年後に移すことを約束させられている。

この時期道場主は2世悠常のはずだが、ここでも上記の約束をしているのは了宗となっている。

ここでも

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2項と同様に了宗が牧ヶ野道場の所有者であるが故のことなのだろう。

岡田家の伝承ではこの部分は、牧ヶ野道場の親鸞聖人御影を島田(六厩)の道場で3年間預かった後に照蓮寺に移徙したとされている。