佐渡の砂金掘りの始まりは

今昔物語集』や『宇治拾遺物語』に登場する佐渡の砂金掘りに関しては以前にも書いた・・・と思ったら書いていなかった?

今昔物語集』の成立が1120年代とされているので、能登の砂鉄採取者の長が佐渡に渡って砂金を掘った話はそれより少し遡った時代の話だろう、と思っていたが昨日コピーした能登佐渡との砂金往来『今昔物語』から『金石夜話』へ」(吉田圀夫)を読むとこれに関して調べた人がいるらしく『佐渡島歴史散歩』(河出書房新社)によれば藤原実房が能登の国守であった治安年間(1021~1024年)のできごとだという。

あら、一気に100年くらい時代が早くなってしまった。

その他にも浄土真宗と鉱山開発に関して触れられているのだが、こちらに関しては具体性に欠ける・・・ということはこちらに関しては状況証拠しかないんだろうなあ~?