濃縮土砂から磁石で砂鉄を抜いたらパンニングで回収しやすい砂金から回収(スポイトで)。
この時、パンの中で動きやすい(砂と一緒に動く)砂金は無理して回収しない。形状が異質だったり石喰いだったりすることが多いが、これらを大多数の砂金と同時に回収するのは時間と労力の無駄。
この作業で土砂中の砂金の比率(砂金中の(少量の)砂の比率)を大きく偏らせることが大事。
この時点で
1 砂金(と少量の砂(主に砂鉄))
2 砂(と少量の動きやすい砂金)
に分けられる。
1は仕上げのパンニングと磁石の使用で容易に砂金だけに分離できる(はず)。
2は再度パンニングして砂を減らすと良い。その後、仕上げのパンニングをすると砂の中に砂金が見えてくるので、砂金が動き出す前にスポイトで砂ごと回収。これで砂金の濃縮度かかなり高く、かつ、砂の量は少量になったのでじっくりと仕上げのパンニング。動きやすい砂金は適時スポイトで回収する。少量の砂鉄が混じっていることが多いので、最後に磁石で処理して砂金から砂鉄を抜いて処理の終了。
大事なのは、一度目のパンニングで処理を終わらせようとしないこと(動きやすい砂金は二度目のパンニングで処理をする)だ。
おっと、パンニングする時には中性洗剤を一滴垂らす(本当は泡が立ちすぎないように薄めた中性洗剤を一滴が良いのだろうけど)のを忘れずに!