黒川金山 陰陽図

山梨県内の金山遺構の幾つかを陰陽図で眺めてみたが、湯之奥金山は静岡県のCS立体図で見た時とあまり印象が変わらず・・・とは言え萱小屋はまだ精査していないのだが。

丹波山のマルケバ遺跡も、見学会で見た時もピンとこなかったが陰陽図で見てもどこが柴金(風化残留タイプだろう)遺構なのかよく分からない。

これらはコントラスト強調すれば見え方も変わるかもしれないが、それは後日に。

で、分かりやすいのは黒川金山遺跡。

おー、すごいテラス群! よく見ると色々見えてくる。

テラス群の上方には多数の坑道掘りの坑口と思われる地形。 掘った鉱石を楽に運搬できるように、採掘域のすぐ下で鉱石を処理したのだろう。 テラス群の下、谷に近い部分には池のような地形も見られる。

図中の右下には露天掘り(群)のように見える地形が・・・これは現地を歩いてみないと確定し難いなあ。

ちなみに図郭の範囲