昔書いたと思ったが書いていなかった、鉄山から出た金のはなし。 ここも昨日の橋野鉄山同様、遠野に近い場所で・・・
栗木鉄山は、明治14(1881)年に小牧倉鉄山の高炉を栗木沢に移転して操業が始まったとされています。その高炉が第一高炉です。
第一高炉では、一日に2~3トンの鉄を生産していたとのことです。明治44(1911)年の解体修理後は一日5トンの鉄を生産するようになりました。
その明治44年の解体修理の際、炉底に原料鉱石中に含まれる微量の金が排出されずに堆積しているのが発見され、社員に臨時ボーナスが支給されたと伝えられています。
詳しくは鉱業史研究会の会誌に載っているが、炉の底から塊金が出たという。
約30年の操業で炉の底に重い金が溜まってたわけだ。 鉄と金はある程度合金をつくるものだと思ったけど・・・状態図はあるかな? あった
田中貴金属の出した本には合金があったような気もしたんだけど・・・