スルースボックスを自作すると、砂金を捕らえようとする気持ちが強く出て、ついついリッフルとなる凹凸のあるマットを全面に貼りたくなるのだが・・・スルースボックスの頭(土砂の投入部)は何も貼らずに空けておく方が良い。
https://garimpo.hatenablog.com/entry/20160830
土砂投入部の土砂はどんどん下流側に流れてゆくのが良いのだ。そこに凹凸のあるマットを貼ると途端に流れが悪くなり、スルースボックスの処理効率がガクンと下がるのだ(処理効率を上げるためのスルースボックスなのに!)。
土砂投入部のすぐ後ろ(下流側)に貼ってある凹凸のマットは「インスペクションマット」。ここにも砂金は止まるが、ずっと留めておく必要はない。投入した土砂に砂金が含まれているかを確認するためのマットなのだから。なので、今投入している土砂に砂金が含まれているか確認する際には手で煽って砂金を下流に流すという作業も時折必要になるのだ。