寺院明細帳

歴史資料館では鉱山の資料以外にも飛騨の寺院明細帳の一部を撮影してきた。

明治の頭に書かれたものだから1400~1500年代に開かれた寺の由緒がどこまで信用できるか?という問題はあるが、市町村史などの記述もこれが基になっていることが多いし、重要な基礎資料なのは間違いない。

鉱山と関係する記述は少ないが、長林寺(松谷金山)と教覚寺(茂住銀山)は採掘活動や鉱山師の移動に伴うと考えられる記述があるのが興味深い。

民主主義でも法治主義でもない

もうすっかり民主主義でも法治主義でもない自民党独裁国家に成り下がっているなあ・・・自分の国がこんなに腐れた国になるとは・・・

若い頃、東南アジアやアフリカの不正・不公正に塗れていた国のイメージにそのまま重なる日本はどこまで堕ちてゆく?

フィルターの効果確認

garimpo.hatenablog.com

届いたフィルターをソニーのナイトショット機能付きビデオカメラと組み合わせて効果を確認。

予想通り(当たり前だが)ナイトショットモードは可視+赤外の映像が見えている。

で、本尊裏書の黒ずみ部分が赤外線を吸収しなければフィルターを使用して撮影することにより裏書の文字が読めるようになる・・・はず。

内部的には存在

「森研情報」2019.3 No.46(山梨県森林総合研究所)を見ると・・・

既に1mDEMからのCS立体図が作成されている。これがあれば湯之奥金山(内山・茅小屋)や丹波山の柴金遺構は充分に見えるはず。

山梨県森林GIS等で検索してもそれらしいものは出てこないということは、県の内部的に存在するものか~ 交渉したら見せてもらえない・・・かなあ一般人では。

 

テラスだと思った場所は

昨日は現地でひなたGISが使えなかったので、帰宅してから改めて確認すると・・・

あれ?歩いた場所の大半が想定していたテラスではない・・・

沢と沢の間にある目標のテラスの一つには上がったけど。そして、その南にあるテラスは目視したけどまだ雪に埋もれていたなあ。

林道に車が入れるようになったら再チャレンジだな。

探索するには早すぎる

六厩・千軒平探索へ・・・しかし

女滝入口でこの有り様。仕方がないのでここから徒歩で

積雪、落石(3ヶ所ほど)乗り越えて~

千軒平は雪の中。まあ、こんなに雪のあるところばかりでもないのだけど。

 

目的のテラス上は・・・こんな落ち葉だと陶器片とかあっても見えないよなあ。

落葉を剥ぐか、ちゃんとした発掘しないと厳しいか。

ただ、テラス上には石を除けて区画した場所もあって、人工的な場所であるのは確からしい。

千軒平探索

そろそろ雪も解けて良い時期であろうということで、明日は六厩の千軒平の探索予定。

今までは柴金遺構しか確認できなかったが、今回はCS立体図でテラスを見つけてあるので住居の痕跡でも見つかればなあ。

柴金遺構は「いつ頃採掘されたんですか?」という問に対して「採掘跡では時代を判別できる遺物が出てこないので・・・」と答えざるをえない現状があるのでなんとか陶器片なり何なり出てくれると嬉しいのだけど。(林業の廃棄物の可能性が高かったりもするけど)