恐山金鉱の開発について
http://www.pref.aomori.lg.jp/kenminno-koe/h19syoukouroudou-c-005.html

提案への回答
 ご提案のあった恐山金鉱については、平成元年度に県が実施した「恐山周辺地域金鉱床賦存状況調査」によれば、恐山周辺地域で、局部的にトン当たり463g、最高で6,500gという極めて高い含有率を示していることを確認しています。
 その後、国の外郭団体の金属鉱業事業団(現:(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構)が周辺を含めた詳細調査を実施しましたが、採掘にはいたっていないものです。

 理由としては
1 金を高い割合で含有する区域は下北半島国定公園特別区域で風致を維持する必要性が高い地域であり、現状では浅層に存在する金を採掘するための露天掘り等による自然環境破壊が避けられないこと。
2 金鉱床に付随して産出するヒ素等による汚染拡大が懸念されること。
3 鉱業法第35条では、鉱物の採掘が保健衛生上害が有る場合や、文化財、公園若しくは温泉資源の保護に支障を生じた場合はその出願を許可しないと規定されていること。
などから金の採掘実施は困難と判断されています。 また、温泉水から効率的に金を採る方法については、世界的に技術がまだ確立されていないことから研究の余地は有ると思われますが、上記の鉱業法との絡みも有りこれについても実施は困難と判断されています。

ここから流れ出す川の下流でも砂金は採れている・・・浜砂金並みに細かいけど。
調査の報告書は公開されていないんだろうか?読んでみたいなあ〜