離島の石臼

金山博物館の入口に
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離島の黒川型の上臼とつき臼を追加で置かせてもらった。
石材は切り出して調達もできる島なんだけど、海岸の転石を材料にして臼を作っているのは、ちょうど良い大きさ・形状の石材が近くの海岸にあるのならわざわざ石を切り出すまでもなかった、ということだろう。
新潟県北部にも似たような「饅頭型」をした石臼があると聞いたことがあるが、はたしてそれはどのような理由で饅頭型をしているのだろうか?

発掘現場へ

また例の発掘(第3弾)をやっているそうなので現場へ行ってきた。

掘っているのは前回より20mくらい西側の山際。まだまだ深さは11mだけど前回よりも岩片が細かい印象。

今回は何が出てくるか???

私家版の

先日訪ねた郷土史家2さんのお宅を再訪して雑談。

その中で浄土真宗の本尊裏書を集成・検討した私家版の冊子を見せてもらったが、お~ 今まで「白川門徒」や「白川善俊門徒」などと書かれた裏書群の分類について各種の論考を見てきたけど、非常にわかりやすく分析された図があるじゃないか!著者の方が亡くなられているそうなので表に出てこないだけなのかもしれないが、もったいない話だなあ。

雑談の中で、牧ヶ野道場(遊浄寺)が中野照蓮寺の前身であるという話もあって・・・おや?それらの話を統合すると「岡田家の風土記」(松井嶋子)の元原稿の内容の信憑性がぐっと上がってくるんじゃないだろうか? これは非常に面白い話になりそうだ。