第18回企画展「那須のゆりがね ―産金の歴史―」

奥久慈レポート http://www.okukuji-report.com/ で紹介されていた 第18回企画展「那須のゆりがね ―産金の歴史―」
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20100916/384067

県なす風土記の丘資料館湯津上館は、18日から11月23日まで第18回企画展「那須のゆりがね 産金の歴史」を開催する。那須地域は奈良時代に国内で初めて金を産出し、江戸時代には金鉱山の開発が盛んに行われたことなどが紹介される。砂金や文献約100点を展示するほか、関連イベントとして古代産金体験、講演会を企画している。
 那須地区でも旧馬頭町が金産出の中心地。奈良時代は砂金で、武茂川や大内川が採取可能だったとみられる。東大寺大仏の建立にはめっきとして利用された。平安時代には産金が国直営となり、遣唐使が持参して渡航していた。
 江戸時代には水戸藩が採掘した後、昭和30年代ごろまで続けられた。今年に入って郷土史家らが大山田上郷、健武など4地区で調査した結果、多くの坑口、坑道、石うすを確認された。
 今回の企画展は中世を中心に古代から近世までを網羅する。金鉱石をはじめ、はかり、すきの道具類とともに、県内各地の古墳から出土した金を使った耳環、環頭大刀柄頭、天冠などが展示される。湯津上館では「日本や大陸に影響を及ぼした金が、この地域で産出したのを認識してほしい」と話していた。
 企画展に伴い20日には湯津上館に集合して川で産金体験。さらに10月3日に秋の史跡見学会、17日は講演会とシンポジウム、11月7日には関連史跡を歩く「ゆりがねウオーク」が開かれる。

http://www.nasufudoki.com/ivent.htm
昔の人も揺り板を使うと腰が痛くなるらしい(笑)
関連イベントも多いようなので行ってみたいなあ。行かれるとしたら10/17の講演会とシンポジウムか・・・

          会期中のイベント
  ■◇ オープニングイベント ◇■ 【満員になりました】
    ◆ゆり板を使って、川で古代の産金を体験します。
     9月20日(月・祝) 9:00〜12:00
     集合:湯津上館
     定員:20名  参加費:100円

  ■◇ 秋の史跡見学会 ◇■ 【募集中です】
    ◆栃木県内の金銅製品出土遺跡を見学します。
     10月3日(日) 7:30〜18:00
     集合:小川館
     定員:50名  参加費:3000円

  ■◇ 講演会とシンポジウム ◇■ 【募集中です】
    ◆講師:鐘江 宏之 氏(学習院大学教授)
         萩野谷 悟 氏(日本考古学協会会員)
         眞保 昌弘  (当館学芸員
     コーディネーター:和田 貞夫(当館館長)
     10月17日(日) 10:00〜16:00
     会場:那珂川町ふるさと館(小川館に隣接)
     定員:80名  参加費:無料

  ■◇ ゆりがねウォーク ◇■ 【募集中です】
    ◆那須の産金関連史跡を歩いて巡ります。
     11月7日(日) 9:00〜15:00
     集合:湯津上館
     定員:30名  参加費:300円

展示会・イベントに関するお問い合わせは小川館(那須郡那珂川町小川3789   TEL 0287-96-3366)もしくはメールまで。