以前から六厩に小型異形の黒川型上臼があるのに気づいていたが、あまりじっくりとは見ていなかった。今回、上滝金山調査の帰り道に石臼の所在調査を兼ねて観察してきた。
えーっと、変形四角(不等四角)
34×28×20cm(最大径×最小径×高さ)
軸は上臼厚より長い(20cm以上)
柄穴は四辺に一つづつ
きれいに四角く整形された柄穴。
もの配り溝は無し(摩滅?)
材質は流紋岩かな?
飛騨では六厩の石臼が最も残存数が多いと思われるが、こういったものはこの個体以外には未見。持ち去られたりした可能性はあるけれど。