昨日、片野金山から降りた後、集落で石臼探しをしてみた。
民家の石垣で1つ発見。半割れだが直径30センチと小さいもので、厚さ10センチで黒川型柄穴式。飛騨の石臼に多い上部が窪んでいるタイプだ。
もっとあったらしいが、庭の水路造りに組み込まれているらしい。
もう1つは・・・六厩でもあったがお墓に置かれていた。
整った円形の直径50、厚み10センチの柄穴式だが、珍しいことに定形型らしい(供給孔内部に少しだけおかしな軸痕様のものはあるが)。
これも上面が少しだけ窪ませてある。
昨日、片野金山から降りた後、集落で石臼探しをしてみた。
民家の石垣で1つ発見。半割れだが直径30センチと小さいもので、厚さ10センチで黒川型柄穴式。飛騨の石臼に多い上部が窪んでいるタイプだ。
もっとあったらしいが、庭の水路造りに組み込まれているらしい。
もう1つは・・・六厩でもあったがお墓に置かれていた。
整った円形の直径50、厚み10センチの柄穴式だが、珍しいことに定形型らしい(供給孔内部に少しだけおかしな軸痕様のものはあるが)。
これも上面が少しだけ窪ませてある。
片野に行ったのはいつだったか?
約10年ぶりの片野金山探索~柴金遺構をメインに~ということで行ってきた。
。
CS立体図で見える柴金遺構は林道入口からそれほど遠くない、植林地を下っていったらあっさり到達。
お~、これはわかりやすい柴金遺構だ~ 川沿いの断崖上に幅10m、長さ100mくらいの分布。なぜか新潟県・関川の柴金遺構とそっくりな印象を受ける。不思議な感じ。
実は対岸にもっと大きな遺構があるので川に降りて、裸足でジャブジャブ・・・冷た痛い~まだ雪解け水が入る川はキンキンに冷えていて徒渉断念。10mもないのだが・・・
その後CS立体図で遺構を判別できない上流部へ。やはり何ヵ所も遺構がある。
ちょうど遺構の溝に残雪があって水路跡だとわかる写真。
以前に案内してもらった増谷とワサビ谷の坑道があるという場所は、どちらもあと数百m手前で林道通行が困難で到達できず。無理すれば行かれなくはなかったが再チャレンジだな。
先週の六厩に続いて、今週末は片野金山へ~
再度六厩も行っておきたいけど雪は溶けただろうが、落石がねえ・・・
蔵柱も早く行きたいが、あの地域はさすがに雪が残っているかも?
というわけで、とりあえず片野へ~ CS立体図で遺構を見つけてからはまだ探索したことないんだよね~
歴史資料館では鉱山の資料以外にも飛騨の寺院明細帳の一部を撮影してきた。
明治の頭に書かれたものだから1400~1500年代に開かれた寺の由緒がどこまで信用できるか?という問題はあるが、市町村史などの記述もこれが基になっていることが多いし、重要な基礎資料なのは間違いない。
鉱山と関係する記述は少ないが、長林寺(松谷金山)と教覚寺(茂住銀山)は採掘活動や鉱山師の移動に伴うと考えられる記述があるのが興味深い。
届いたフィルターをソニーのナイトショット機能付きビデオカメラと組み合わせて効果を確認。
予想通り(当たり前だが)ナイトショットモードは可視+赤外の映像が見えている。
で、本尊裏書の黒ずみ部分が赤外線を吸収しなければフィルターを使用して撮影することにより裏書の文字が読めるようになる・・・はず。