「5万分の1 地質図幅説明書 添午内」

「5万分の1 地質図幅説明書 添午内」
http://www.gsh.pref.hokkaido.jp/geology_map/explanation_leaflet_pdf/asahikawa35.pdf

IX-4 砂鉱床
この地方には砂金沢という名が残っているように往時には砂金は方々で掘られていたようである。砂金について砂白金も得られていたし,近年では砂クローム鉱が稼行されたこともある。しかし今では一つも稼行されていない。
IX-4-1 砂金
鈴木達夫(1922) の調査時には砂金沢の右の沢で稼行していたという。
鈴木が見た各産金地の沖積層には白色や赤色の硅岩が常に見られ,恰も産金地識別の手掛りのように記載されている。金は10mm 内外の扁平成は半球,粒状のもので砂白金との産出比は8:2 という。
沖積層を2 尺〜12 又は13 尺(66cm〜400〜430cm程)掘り下げて基盤を露わし,基盤表部の岩石と沖積層下部の砂礫とを共に樋流しをして砂金,砂白金の採集をする。
採集量は一人平均白金1分(O.36g) であるという。
IX-4-3 砂白金
雨竜川は昔は砂白金の産地としてかなり有名であった。幌加内村中部の添牛内五線地区,それから7 里(28 km) 北部の三又などが古い文書に見られる。
大学演習林事務所の北東に当るピラトルオマナイにおいても,白金をとった事があると番場猛夫(1958) は記している。

ピラトルオマナイはたぶん数年前に入ろうとして、畑に侵入を拒まれた場所だな http://d.hatena.ne.jp/garimpo/20080807 詳細書いてないけど。
しかしこのPDF、テキストが埋め込まれているのだけど誤字(誤認識?)多すぎ・・・修正したけどまだ残っているかも・・・?