試算

http://d.hatena.ne.jp/arch74324/20140220
http://d.hatena.ne.jp/arch74324/20140224

こういった試算は面白いけど難しい。特に砂金は新産地の発見と同時に一気に産出量が増加し、数年の内に急激に減少する。しかし、鉱山(山金山)と異なりいきなり閉山になり生産量が0になることはなく、細々と生産が続けられるのも砂金採取の特徴だ。
浜頓別ウソタンの場合では発見から2〜3年でゴールドラッシュ状態は終了し、明治〜昭和までの総生産量が約2tと推計されていたかと思う。 発見した瞬間は、岩盤上に落ちている砂金を容易に拾い、草の根を洗うだけで砂金を得られるような状況もあったかもしれない。しかし次第に川を掘り、次に厚い表土を取り除きながらの作業が必要になってゆき、採集量の変動も大きくなったであろう。
・・・なーんてことを考えると、なかなかに難しい作業なのだ。ましてや統計的な資料が少ない(無い?)古代東北の産金量とかになると・・・*1

*1:河川+河岸段丘面積から計算してみようと思ったことがあるけど手付かずのままだなあ