“最も涸渇していない超苦鉄質岩”はどこだった?

http://d.hatena.ne.jp/garimpo/20150408

『石井次郎教授追悼論文集』の「神居古潭帯 日高西縁蛇紋岩帯の中で最も涸渇していない超苦鉄質岩」(加藤孝幸) さて、どこだったのか?
https://gbank.gsj.jp/seamless/maps.html?select=gAAAAAAAAAAABAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA&appendix=num&type=basic&opacity=1&marker=42.29508792255902,142.84217834472656&latlng=42.27926930724176,142.80890334397552&zoom=12
(地質図中央の蛇紋岩体)
浦川支流のナイ川にあるのだそうで。・・・あれ、ここ一昨年通っているはず。でも、この川(元浦川)は砂金掘りの難しい川で、堰堤と深い谷、とどめに函と辛い川だったなあ。

それはともかく、“涸渇していない超苦鉄質岩”からはPt成分の多い砂白金が出るのでは?と思って、『砂白金』(弥永芳子)の元素分析データを探してみた。本の中には確かに元浦川(及び中流の野深)が砂白金産地として記載されている。
で、分析データは・・・と。 残念ながら元浦川の砂白金は分析されていないのかデータが無かった。全産地の砂白金を測定したわけじゃないのね・・・