http://www.asahi.com/articles/ASH7553LJH75UJUB00G.html
金山跡、砂金採れるかな？ 観光化へ実験ツアー
大槌町の山間部、金沢地区で５日、地元の復興協議会の主催で、金山跡で砂金を採る実験ツアーがあった。町民ら約５０人が参加。砂金が採れるとされる沢の泥をすくっては、真剣な表情でより分けていた。
金沢地区は町中心部から約１５キロあり、過疎化が進む。昭和初期まで金沢金山があり、「金の採れる沢」が地名の由来と伝えられている。震災で市街地が壊滅したこともあり、町に人を呼び込もうと「砂金採りツアー」を企画。この日は、ツアーが実現できるかどうかを確かめるため、協議会が町などと協力して参加者を公募した。
一行は、ふもとで郷土史家から採掘の歴史を学んだ後、金山跡へ。崩れかけた坑口の前で写真を撮ったり、説明を聞いたりした。その後、近くの沢で砂金採り。地元の案内人から「これが砂金」「これは銀」と教えられ、歓声を上げた。
“「これは銀」”・・・銀？
