針葉樹材が広葉樹材に?

http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakaatsuo/20170219-00067843/

針葉樹材(ソフトウッド)を広葉樹材(ハードウッド)に変える、というものだ。

一瞬、目を白黒させてしまいそうだが、ソフトウッドをハードウッドの材質に変える技術が登場したのだ。それをケボニー化と呼ぶ。
簡単に説明すると、サトウキビやトウモロコシなど農業廃棄物から抽出した物質を針葉樹材に加圧加熱しながら含浸させるのだそう。柔らかい針葉樹材の細胞壁に染み込ませると重合して、木質成分の一つヘミセルロースが増えたような状態になり、広葉樹材のような硬い材質になるという。
比重は何十%も高くなり、木質は硬く、曲げ強度も上がり、寸法安定性が増す。何より腐朽や磨耗にも強くなる。

安い杉材でゆり板を作って処理できれば良さそうだなあ・・・ 比重が高くなるのはあまりありがたくないけどね。