『ふるさとの語り部』第4号

先日M木さんが帯広に立ち寄るとのことだったので購入をお願いしていた 『ふるさとの語り部』第4号 http://www.octv.ne.jp/~hyakunen/kataribe-mokuji-23.html

辻  秀雄 (収録:昭和62年7月22日/聞き手:田代広和)
 明治41年忠類村生まれ。忠類の農家の三男として生れる。小学校を3年で中退し京都の鉄工所へ旋盤工の見習いに入る。7年後、体を壊して郷里へ戻り、昭和の初め、23歳の時から砂金掘りを始める。道北の頓別川支流のウソタンナイ川を皮切りに雨竜川天塩川と渡り歩き、戦後は大樹の歴舟川で昭和47、8年頃まで続けた。
 

帯広百年記念館の刊行物なのだが、私が帯広を通るのがなぜか毎回休館日の月曜日でなかなか入手できなかったのだ(通販で買えば良かったんだけどね~)。

日本で最後の(?)職業砂金掘り師 辻秀雄さんの聞き書きが収録されているが、大部分は大樹町の『碑めぐり』で読んだような気がしなくもない。

・・・ん?でも「寄せ場」の説明は初めて読むかもしれない。この説明だと「寄せ場」は所謂カーブの内側の寄せ場しか表していないよなあ? 今だと砂金が集まっている場所の総称として寄せ場と言っていると思うのだけど、昔は違ったのだろうか?