「フラットパン」問題

ネタを振られたのでここで書いてしまいます。
フラットパンとは砂金掘り競技で使用される円盤状のゴールドパンで見た目は大きなレコードのよう。これに同心円状に数本のリッフルがあり中心に行くほど深くなっている。(円形劇場を浅くしたような形です) 水の流れのない競技の場では非常に強力な道具ですが流れのある実際の河川では実用的でないと言われています。2002年の浜頓別大会で使用している人は少数派だったと記憶していますが昨年の大会では部門によっては9割の出場者がこのパンを使用して上位を独占する状態だということです。以下はwildfireさんのページから引用

 砂金掘りは賢く、発明好きな人々であり、私は何年にも渡って様々な形状のゴールドパンが競技で使用されるのを見てきました しかし、現在は事情が違ってきています
「スウェディッシュ・フラット」、「フェラーリ」とも呼ばれるパンは、とても速く美しい競技専用のパンです このパンは、ここ数年男性部門、女性部門を問わず優勝タイムを叩き出しています
これ自体は素晴らしいことです、ただし、「伝統的な形状のパンが排除されなければ」です

まぁ〜世界砂金掘り大会はお祭りですからねぇ〜 本来の(職業としての)砂金掘りは「パンニングのスピードと正確さを競うもの」ではなくて「いかにたくさん採るか」だからあまり“伝統的”とか言われてもあまり意味は無いと思うんですが・・・
でも出場者全員がフラットパンを使っているというのも見ていてあまり面白くは無いですけどね。世界各地の道具を見るのも楽しみの一つですから。いっそのことレギュレーションを改定して「流速*m以上の川で競技を行うこと」なんてのも本来の砂金掘りの条件に近づいて面白いかもしれないな〜 自然の条件の中で勝利した皿こそが最強の“ゴールドパン”なんてね。