種石(たねいし)

今の砂金掘り師には全く縁がないと思われる「種石」というものの存在を今回暦舟川(中の川を含む)に行った時に地元の人から教えてもらった。
1.岩盤の溝やポットホールに詰まった砂金を掘った後、今後流れてくる砂金が増水で吹き出されないように溝やポットホールに入れておく石(岩)のこと。(種石を入れたり、砂金を掘りだす時種石を出す時には2-3人がかりだったとのこと。それほど大きな溝を掘り、大きな岩を入れていたってことですね。)
2.岩盤の溝を掘った後に、過去に掘った場所だと分かるように目印として溝にそって並べた石。
2項目については最初に聞いた人の話には「種石」という言葉は出てこなかったが、その後に話を聞いた人の話だとそれも「種石」だと言う・・・