ターボ

I井さんが話題の(?)TurboPanの練習にやって来たので、ちょっと使わせてもらった・・・
まず、パンに砂金だけを入れて反時計回りに動かしてみる。→砂金は渦巻状のリッフルの後ろ側に隠れるような位置に移動。後は動かない。
次に時計回りにパンを動かすと・・・→砂金はリッフルの形状に沿って中心方向に移動して、中央の深みに入る。後は動かない。
ここでパンを45度くらいに傾けて左右に揺する。実際にはこの動作で砂がパンの外に出て行く訳だが、今回は砂金しか入っていないので、砂金が中央円形部分の下方に移動。パン底にある砂金は意外と動かない。これなら実用的かも〜

・・・と、ここで、パンに砂と砂金を投入した形で使用してみると・・・
まず、最初の反時計〜時計回りの回転運動は大きな円運動でなく、割りと小さな円運動をさせなくてはならない。こうしないと内部の砂が動かないので砂金も期待された動きにならない。時計回りの回転運動で渦巻き状リッフル部分の砂が殆ど無くなったら、パンを傾け次の操作に移行する。
左右の揺すりは・・・今回大きく左右に揺すってみたが、小さく揺するのとどちらが良いのかよく分からない。言えるのは、砂の存在によって砂金がパン中心の円形部の下部一ヶ所に集まらないので、左右に揺する動作で砂金が砂に上を滑る形でパン中心の円形部から外に出てしまう・・・この欠点は以前からあったスパイラル(ブラックホール)パンと同じだなあ。ここを上手くクリアできると良いパンになるのだけど・・・
で、そのスパイラルパンと同じ欠点を多少補うことができるのが最外周に付けられたリッフル。ここを使って砂を流し、砂金を残せばOK、というのがこのパンの設計思想なんだろう。個人的にはパン中心の円形部の形状を工夫して砂金が一ヶ所に集まるように改良すればもっと良いと思うんだけど。