アイヌは砂金を掘ったのか4

http://d.hatena.ne.jp/arch74324/20130804/1375609632

「昔、(日高静内の)ポヨの沢で魚を釣ったり、ヒエを作ったり、砂金をとったりして生活していた。そこによく十勝のアイヌがトパットゥミ(急襲)に下がってきた(註:日高山脈を越えてきた)。そこのばあさんだか家内がウオーイ、ウオーイという危急の声(ペウタンケ)をあげた。オヤジが声を聞いたので、岩を下がって川を渡っていくと、悪口をいうのでその男を毒弓で殺したら、岩の下の渦に入ってしまった。その岩をラルクルという。和人は仏岩といっているが、今でも死人がみえるという。その男は十勝のトパットゥミの斥候だった」(北海道教委編1992「平成3年度アイヌ民俗文化財調査報告書」:54頁)。
 これは静内町の森崎幸雄氏(大正11年生まれ)からの聞き取りである。氏の父親の実体験という内容になっているが、そうするとこれは明治時代の話ということになり、当時実際にあった出来事とはおもわれない。

時代が特定できないのがな〜 明治中期以降なら砂金掘りをする和人の真似をして砂金を掘るアイヌが出てきても不思議でないと思うし・・・