ゆり板いろいろ

北海道博物館収蔵のちょっと変わったゆり板。

その1
幅の狭いゆり板、多くのゆり板は幅が30〜35cmといったところだが、これは20〜25cmくらい? 作りもあまり丁寧とはいえない・・・

山形の立谷沢川流域に伝わるゆり板がこういった幅の狭いもの(幅広もあるのかもしれないけど)。
そういった地域から北海道に渡った砂金掘り師が製作したものか?それとも単に幅の広い木材が入手できなかったのか???

その2
桟が片側にしかないゆり板、通常は両側にあるのだが・・・

普通は使う人の慣れ・癖で一方の側からしか使わないので、これで問題ないのかも。加工も楽だしね。
私の場合だとこちら側(写真左側)に桟が付いているのは持ち方が逆になるので使い難いねえ。左利き用? それとも慣れの問題?