どんな風に見えるのか?

何度かレーザー測量で柴金遺構が見えないか?と書いたことがあったが、

confit.atlas.jp

 近年,航空機を用いたレーザ計測(LP)の進展により詳細な地形DEMが作成され,様々な微地形が表現できるようになった.2008年岩手・宮城内陸地震の地表地震断層については0.5mメッシュDEMにより国見山南麓に出現した断層トレースを詳細に表現した(丸山ほか2011).山間地における断層トレースは植生の影響から写真からでは検出が難しく,LPによるDEMが有用な手法となっている.
本報告では岐阜県庄川村の庄川沿いに取得したLPデータを基に1mDEMを作成したところ,庄川断層帯白川断層の副断層として活動した可能性がある断層変位地形を新たに確認した. 

これはどのくらいの断層が見えているのかねえ? (岐阜県庄川村・・・というのは過去にも存在しない。ここに書かれているのは現在の岐阜県高山市荘川町のことね。)

 

 使用したLPデータは,北陸地方整備局 神通川水系砂防事務所において2016年に取得したものである.なお,LP計測と同時に撮影した写真からでは植生の影響によりこれらの地形を認識することは困難である.

 ふーん、こういうデータが取られたことがあるわけだ。話を聞きに行ってみようかなあ? そうそう、断層同様柴金遺構も航空写真からでは植生の影響でまったく確認できないねえ。