某ないしょの用件で流れ山(not in 千葉県)地形の中を歩いてきた。
流れ山地形は航空写真や道路から見たことはあってもその地形内部を歩くことは初めて。雑木林の中は水路状の地形があったり、柴金遺構の石積みのようなものがあったりして人工的な感じを受けなくもないが、水路状の地形は傾斜方向が一定せず実際に水が流れた跡は殆ど無い。柴金遺構では複数本平行に並ぶことが多いが、方向性もあまり感じない。
石積みも散在していて、石自体は河原石風(ようするに丸くなった)のものは少なく破面を見せるものが多い。
柴金遺構だと考えると完全に欠いているのは水路状地形脇の石垣の存在だ。
とは言え、ここが流れ山地形の内部だと分かっているから否定できるが、これが砂金産地付近にあったら柴金遺構と誤認する、砂金産地に近くない場合はおかしな人工地形?と誤認する可能性はあるかも。