静岡県は、伊豆半島東部と富士山南東部をレーザーで計測した詳細な3次元データをウェブ上で公開した。25センチ方眼の点の集まりで、このデータを使えば地形や距離をほぼ正確に把握できる。津波や水害などの災害対応や観光面での活用が見込まれる。一般的な無料公開データの400倍の細かさで、こうした高密度なデータを自治体が公開するのは全国でも珍しいという。
3次元データは2019年度、レーザースキャナーを使って軽飛行機やヘリコプター、自動車、電車から計測し、収集した情報を重ね合わせて作成した。
公開データの対象面積は1050平方キロで県全体の7分の1ほどに当たる。産学官の提供データをまとめたG空間情報センターのウェブサイトから、南北約300メートル、東西約400メートルのエリアごとに誰でも無料でダウンロードできる。公開対象エリアは計測の進捗(しんちょく)に従って順次拡大し、将来的に全県の詳細3次元データの公開を目指す。
ここまで分解能が上がれば溝幅の小さな柴金遺構でも判別できるだろう。飛騨もこのレベルのデータが欲しいなあ。
ところで、高さ方向の分解能ってどのくらいあるんだろうね? 10cm以下なら溝が浅くなった場所でも延長を追えるだろうし、30cmとかだと見逃してしまう溝がでてくるよな~
追記:み、見つけてしまった、飛騨の高分解能メッシュ。25cmとはいかないけど・・・