短い石垣水路のもつ意味

水洞や落部の金山で10メートルに満たない石垣で組まれた水路(と、池)の跡を見てきて、柴金採取の仕上げ段階で使われたものだと考えてきたが、どうやら違うかもしれない。
というのは、水車小屋(搗鉱機)を使っていたという金山の地形をCS立体図で見た時に、そこに短い水路状の構造があったからだ。今まで水車は川の流れで動作させるのだと思っていたが、おそらく樋で引いてきた水を使って水車を動作させたのだ。だから、石垣で組まれた短い水路は水車を設置した場所だ!と思い至った。
たぶんこの推測は当たっていると思うが・・・