新疆

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中国の金は、山東、河南、江西、雲南、福建が5大産地で、この地域だけで全体の6割を産出します。新疆には、アルタイ山脈やアルキン山脈など黄金に由来する地名があり、古くは金が採れる地として有名でしたが、現在は大産地ではありません。しかし、古くからの産金地区の再調査と、既存鉱山の整備、そして南疆などこれまで科学探査がされていなかった地域の探査などが積極的に行われた結果、2010年には産金量が、10tの大台を突破しました。(産金量10.517t、前年比14.89%増)
新彊には28の金鉱帯があり、600カ所以上の金鉱が発見されていて、その予測埋蔵量は207t以上とみられています。産金企業は10社以上ありますが、その生産の主要は、イリ地区伊寧県の阿希金鉱、アルタイ地区哈巴県の華泰金公司、塔城地区托里県の金クロム鉱業公司の3社で、その他の企業は年産200〜500?程度です。昨年来の金価格の上昇もあり、探査や開発に力が入っています。2010年は新たに22t以上の埋蔵を確認したそうです。

207t/600ヶ所・・・とするとあまり大きな金山は多くないってことかなあ?

昔は、北新疆の奥地に行くと、たまに谷筋で違法に採金してる砂金採りを見かけましたが、今は管理やパトロールが厳しく、殆ど見かけなくなりました。

うーん、やっぱり中国だと台湾みたいに気軽に砂金掘りは楽しめそうにないなあ・・・残念。