ウクライナの至宝展

http://d.hatena.ne.jp/garimpo/20120415
山梨県立博物館で開催中の“ウクライナの至宝展 スキタイ黄金美術の煌めき”に金山博物館のバスツアーで行ってきた。
主に遊牧民であったスキタイの版図の大部分である平原部は産金地ではなく、産金地はその周辺の山脈部*1、細工は確かギリシャだそうで。
金細工の施されていた鉄や皮部分は腐食して無くなっているけど、当然金細工の部分はきれいに残っている。金の色はギラギラとした純金の色というよりは銀が2-3割混じったような白みを感じさせるものが多かったように感じる。銀自体も細工の中に使ってコントラストを出していたので、わざと合金にしていたのかもしれない。最も銀を素材に使っていたのは時代が下ってからのものだったと思うけど・・・
古い時代の金細工は金の薄板(0.3-0.5mmくらいかなあ?)を叩き出して造形したもの。鋳造するほど金が産出しなかったのか、技術的な問題なのか???

*1:コーカサスとかカルパチアあたりだったかな4つほど挙げられていたけど・・・