遺稿「砂金掘り物語」

先日、読んだことのないサイトが検索に引っ掛かってきた。
遺稿「砂金掘り物語」http://www.geocities.jp/fukuhara_1919/sakinmonogatari2.html
書き方からすると、職業として砂金・砂白金を掘っていた方のようだ。

古いことなので年代は失念したが・・、福原に埋蔵される砂クロムが脚光を浴びて採取が始まった頃、福原の中心部にある丘陵地で、砂クロム採取かたわら砂白金の金道を掘り進む内、1粒2匁7分(3.875g)と云う大金塊を掘り当てたことがあった。更に1匁何分かの副産物まで付いたのである。
砂白金としては空前絶後の大金塊で、筆者が戦後砂白金を採取して、名寄信用金庫理事長であった故島田千代松氏の子息要氏に買い上げていただいたが、偶々牧さんが掘り当てた大金塊は、島田氏が買い取った話に及び、現物は見せていただけなかったが、その金塊は空前の物なので保管してあるとのことであった。

2匁7分は10.1gかな(1匁=3.75g)? 弥永北海道博物館にある鷹栖産、世界最大のイリドスミンが9.41gとされているから、それより大きかった?
いずれにしても鷹栖や和寒付近は大きなイリドスミンが出たのだねえ。


・・・後になって確認してみたら http://www.geocities.jp/fukuhara_1919/index.html 読んだことのあるサイトに昨年末、新しいコンテンツとして付け加えられたものだった。