球状金をどうやって分析するか・・・

http://d.hatena.ne.jp/garimpo/20150308

昨日、直接朴館長から話を聞くことができた。韓国慶州はまだ寒く氷点下になる、そんな時期に川でパンニングしたのだそうで・・・
http://www.instiz.net/pt?no=2772326&page=1

取材をする中での最も大きい疑問は、「実際に月城前の河川で砂金を採取することができるだろうか?」でした。専門家が採取した砂金は見たが、直接砂金を採取することを確認していないからだ。そこで専門家の助けを借りて、直接砂金採りをしてみるとしました。プロセスは険しいものでした。氷点下の冷たい川に入って岩を割り、岩の下にある土くれをかき出してゴールドパンに盛って、ダンパーにいちいち岩かすを集めました。ゴールドパンの上の石と土を均等に作業を無数に繰り返す必要がありました。約1時間経ったでしょうか。朴館長の口から感嘆の声が上がりました。「見つけた!」砂と石の間に輝く粉が見られたのです。金粉でした。

良い場所に当たったらしく午前、午後一回づつパンニングしたが40粒くらい砂金が採れ、球状の金も混じっていたとのこと。


で、今後の課題は、やはり川から出た金をどのようにして天然の自然金か、人工物なのかを判別するかだろう。 素人でも比較的手を出しやすそうなのは、切断・研磨してエッチングした表面を観察してみることだろうか?
鉱石中に含まれている自然金であれば・・・
『日本の金銀鉱石』第2集 口絵より
このような成長に伴う縞模様が観察できる可能性がある。砂金ならば、このような構造がある程度残っているかもしれない。球状砂金ということであれば、ほぼ確実に残っているだろう。

人工物ならほぼ均一な構造か、多結晶の粒界構造が・・・見えないかなあ?そこまでは・・・