グラムあたり¥10万超?

http://hiroshinews.hatenablog.com/entry/2015/06/06/104234

 スコットランド南部の丘陵地帯Lowther Hillsのワンロックヘッド(Wanlockhead)の川で、この「ねこ流し」採鉱法を適用し、時価£10,000(約190万円)の大粒砂金(nugget)を発見した男がいる。カナダ人のJohnだ。

 ワンロックヘッド鉛鉱山博物館(Wanlockhead's Museum of Lead Mining)が開催した「砂金探しコース」(gold mining course)に参加し、「ねこ流し」作業の開始後、ものの数分で、幸運を手にした。砂金の重さは20カラット(carat)、18.1gもあり、スコットランドで採取された砂金としては、過去70年間で最大。

標本価格が金地金価格より高くなる傾向があるとはいってもグラムあたり¥10万超のナゲットってねえ・・・?
誤植の可能性・・・ http://www.bbc.com/news/business-33020195 ・・・でもなさそうだ。
しかし、日本語サイトの方で

砂金の重さは20カラット(carat)

とあるのは、金品位が20K(83%)の意味だろう。重量の20カラットは4gでしかないのだから。 原文は

The 20 carat golden nugget, which weighed about 18.1g (0.6oz), has an estimated value of £10,000.

普通は“carat”じゃなくて“karat”だが http://ejje.weblio.jp/content/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88 誤用なのか、それともcaratが使われる場合もあるのか不明・・・