浜頓別の砂クロム採取

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0325162.html

クロムは戦時中、兵器などに使う特殊鋼の原料で貴重な軍需物質だった。クッチャロ湖畔では、日本鋼管(現JFEグループ)が1937年(昭和12年)から調査を行い、40年に工場などを整備して採掘を開始。生産量が少なかったとみられ、44年に採掘を中止し、撤退した。52年発行の日本鋼管40年史で、同社の開発した鉱山の一覧表に「浜頓別砂鉱所」の記載がある。

 土地の所有者で、当時のことに詳しい元町助役の五十嵐実さんや町教委が昨年、調査したところ、工場や職員住宅、浴場の基礎部分、れんが造りの貯水槽、ボイラー室、事務所などの一部が残っていた。観光地のクッチャロ湖や市街地に近い場所ながら、操業が短期間だったことやクロムが軍需物質として扱われていたため、採掘の歴史を知る町民は少ないという。

あー、これ、砂クロームの調査報告書に載っていたやつだ。 副産物として砂白金が回収されなかったのか?が気になって読んでいたけど、砂白金に関しては記載なしだった。
来年見に行ってみたいなあ。