新十津川の砂金掘り遺構

新十津川・砂金沢の砂金掘りは山の斜面の土砂から採ったものだ」・・・と以前聞いたことがあった。
今回別件で検索していたら「おっ!」というような写真と共に、
http://ameblo.jp/yamazuri/entry-11856554911.html

この渓一帯は林道と渓川沿いに山菜が豊富で容易に収穫出来る。
  エゾノリュウキンカ(ヤチブキとも云われる山菜)の黄色の花の群生地の中に玉石を積み上げた遺構らしきものが点在する。(嶺に詰める枝沢にも多数見かける)
斜面にも玉石を積み上げた古道跡がある。また、古い年代物の瓶を見ることが有る。

  以前からずうっと気にになっていたのだが 「この遺構らしきものはこの渓の名である砂金堀跡ではないのか?」と今回改めてその思いを強くした。
  下山後ネットで新十津川町史を検索したが砂金堀に関しては全く見当たらない。
  そこで町役場に電話でその疑問をお聞きしたから 年配の管理職の方が僅かに残っている資料を探して下さった。
  「その資料の要旨をまとめてみると.....明治34年に砂金を発見、砂金堀りが殺到した。   しかし、すぐに枯渇して大正10年ころには老人が一人だけ残っていただけ」

なるほど、見事な砂金・芝金掘りの遺構が残っているようだ。
砂金沢の入口までは行ったことがあったが、沢には入ったことはない。機会があったら遺構を見に行こう。