涌谷のみよし掘り跡

涌谷も久しぶりだ。いつもは涌谷に西方向から入るのだが、今回は東の石巻側から入るので
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箟岳丘陵がバッチリ見える。あの周辺が古代産金の最初の舞台というわけだ。

まずは柴金(みよし掘り)遺構探し。
黄金橋の説明板f:id:garimpo:20211103101915j:plain
周囲を歩くが遺構無し。

古清水の標柱
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・・・うーん、どこにあるのか分からない。地元の人も知らないそうで・・・

少し離れた場所。ここは以前に見た遺構
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笹が繁って見えにくくなっているが、アクセスする道自体は草刈りなどもされているようではある。ここも以前は標柱があったような気がしたが、勘違い?

次の目的の砂金掘り。丘陵部の沢はほとんどコンクリートの3面張りになっていて、砂金掘りができそうな沢は限られるのだが、
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以前S司さんと掘った沢を見ると、極一部に盤が露出している。
スポイトで溝の隙間を吸ってみたら4ミリの砂金!
・・・が2つ折りになって2ミリほどの大きさになった砂金が出てきた。前回掘った時には粉サイズだけだったからちょっと嬉しい。

その後、天平ロマン館で遺構の分布を訪ねてみたが、祝日で詳しい人もおらず不明とのこと。

ついでに黄金神社と沢を覗いてみた
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ああ、敷地内の沢での砂金掘りが(当然)禁止なのは聞いていたけど、文化庁名で禁止事項の石碑が建てられていたのね。今まで気がつかなかった。