新十津川の柴金?遺構

T橋さんの先導で新十津川にある砂金沢の林道へ~ ここには柴金遺構があると話には聞いているが、さて。
林道と川の間にはなんとなく凸凹した地形が見えて、柴金遺構だとは思うがこの時期藪が濃いせいもあり、明瞭でない。
藪に踏み込んでみると・・・

あ~、確かに砂金を掘った跡(石積と水路)だ。しかし、川との高低差の少ない遺構の常として遺構の輪郭がはっきりしない。
そして、この遺構は水路が川と平行に存在するのだ。これは水路端を川と直角に落とす多くの柴金遺構とは異なる。なんだろう?いわゆる昔の流し掘りに近いんだろうか?

以前にも紹介した他の方のブログを見ると、いかにも柴金と言った感じの石積なども存在するはずなのだが、今回それは見つけることができなかった。次回、雪解け直後か藪の濃くなる前に訪問できれば見ることができるだろうか?

林道工事によって現れた?川岸の流し掘り石垣。

盤が出ていたので掘ってみたが、重機で削られた感じで、砂金は採れなかった。