分析で砂金の産地を特定することは現状では困難だし、ましてや加工品ではなおさら・・・
メキシコの首都メキシコ市にある公園で1981年に発見された金の延べ棒が、約500年前にスペイン人のエルナン・コルテス( )ら征服者(コンキスタドール)が略奪した古代アステカ( )文明の財宝の一つであることが、新たな研究で明らかにされた。
1.93キロの延べ棒は、メキシコ市中心部にあるアラメダ(
)公園沿いの建設現場で、掘削作業中に建設作業員が発見した。その後39年間、延べ棒の由来は謎に包まれたままだった。
メキシコ国立人類学歴史学研究所( )は、特殊なX線によって延べ棒の出どころをようやく確認できたと発表。「悲しき夜( )」と呼ばれるコルテスの劇的かつ一時的な退却の際に略奪されたものだった。
研究により、延べ棒の組成が同時期のアステカ文明の他の遺物と一致することが明らかになった。
特殊なX線? まあ、“組成が”と言っているから普通に考えたら元素分析なんだろうけど??? 何を測っているのかなあ?